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授業の目的
情報科学、特に、コンピュータ・サイエンスの重要な理論的基礎であるオートマトンと言語理論の要点を体系的に修得し、 同時に、コンピュータ・サイエンスの理解と展開のために必要な基本概念(ことば)と手法に習熟してもらうことを目的とします。
授業の概要
まず、情報表現の基本である文字や記号、それらの列、その集合としての形式的な言語、グラフ等に慣れてもらい、 その上で、計算理論の基礎をなす有限オートマトンの理論とその応用について講義します。 次に、形式的な文法や言語、特に、文脈自由文法と言語、プッシュダウン・オートマトンを説明し、それらの間の関係を示します。